小物語

思ったことを無責任につらつらと。

A級なり

どうも、さなぎです。

 

埼玉と群馬のライブを見た。

 

ので、今年の総括を含めて感じたことをつらつらと。レポではないよ。

 

 

う……………!!

 

ウ……!ウーーー!?ウtッーーー!パカッ

 

 

歌が良かった〜〜〜〜!!!!!!!!

 

もちろんダンスも良かったんだけど、ダンス知識皆無おじさんからすると、8人がバラバラに動いてる様子を把握して言及するというのが無理ゲーすぎるのはお許し頂きたく…って感じで、、、、

※ここで「別に見てないわけじゃない…」って言わなきゃダメならブログやめる。

 

それゆえに自然と歌に浸る瞬間が多い。

※ここで「別に歌に詳しいわけでもない…」って言っちゃったらさなぎレゾンデートルが消失してしまうので言わない。

 

歌が良かった、というのは歌唱力の面もそうだし、魅せ方も含めてね。

"新曲を披露する"ってお題に対して

「ちゃんと聴いてもらう」

を意識した構成なんだろうな〜〜と。

 

メンバーそれぞれも歌が安定しているどころか、デカ声量で圧倒する部分も多く、

「今回は歌を頑張れ」

と、おじさんの声がライブ中の脳内に響いていた。

最悪である。(多分言ってないけど)

 

 

 

あとは、セットリスト。

 

ヲタ言語学の基礎で学ぶ「曲回収」という言葉が、まあ僕はちょっと苦手で。

任意の曲を「やったかやってないか」ではなく、「来るべきタイミングに来たか」で判断した方が"ライブ的"じゃないか?という気持ちなのである。

 

おそらく、今回は

"古い曲をやったかどうか"という実績にフォーカスするのではなく

「古い曲も良いよね」という、楽曲にフォーカスさせることで、新曲披露の場を整える役割もあったとは思う。

それと複合して、こういうシングル曲がメインのライブでしか古い曲を入れづらいし…みたいなこともあったのかなとか(声優ライブにおいての話)

まあ、見ながら色々と考えていたんだけど。

 

ただ、ファンのみんなには必修科目で習った「曲回収」があるので

「この曲やった!!!」「あの曲やってない!!」

になるのは至極当然だし、そうやって"古い曲やりましょうチケット"を消費したことで

「次もやるんじゃないか」

みたいなことになったら……

とかも考えながら内山をずっと見ていた。

 

だからまあ個人的には「分かるな」っていうセットリストだったけど、もしこれを「分からない」という人がいても別にそれは履修科目の違いだから、そういう場合もあるよねと。

 

あとこれは別に僕でもいいと思うので答えちゃうんだけど、みんながよく言う

「どうしてこの曲をやらないのか」

という問いに対しての回答は

「セットリストを組むのは君じゃないから」

だよ。

 

 

そういえば、埼玉公演は後ろの人、群馬公演は横の人が知り合いの知り合いだったらしく、終わった後に

「ノリノリだった」

みたいなことを報告されたんだけど、ノリノリだと頭の中が余計に活発になるの分かる?

 

ステージ上の8人を見ながら、音も聴きたいし、バンドメンバーも見たいし、楽しそうなファンも横目に入るし、自分が今どういう気持ちなのかを俯瞰するし、横の人に迷惑かけてないかも気にするし……

意外と頭の中は大変だったりするじゃんね?

 

まあ、その中でレポート書きたいからじっくり見ることにかなり意識を割く人もいるんだろうけど、結局ステージだけしか見ないなんてことは無理なんじゃねえかと思う。

 

だからこそ、それでも目を奪われる瞬間とか記憶に刻まれるピースが存在した時に「良いライブだったな」と振り返れるわけで。

 

そういう意味で言うと

彼女は既存曲のパフォーマンスに対する感情表現のグラデーションがより細かくなった気がするな〜とか思ったりするのである。

 

というか、それぐらいしか視覚情報がなかった(遠かった・端で見えなかった)

息をいっぱい吸って歌うとかもシンプルだけど丁寧で冷静で。そのくせ超楽しそうなの。最高だろ。

 

まあ心配してたかと言われたらぶっちゃけ全くしてなかったんだけど、やっぱり無事に今年のライブをやり切ったという事実があるのはとても喜ばしいことだと思った。

 

いやね、ほんとにね。

今年もすごく楽しかったよね。

 

「音楽がなければ死ぬ」という気持ちで生きてきたけど、別に多分なくても死なないし、どうせまた新しい生き甲斐を見つけるんだと思う。

 

ただ、その瞬間に僕の中で生きる理由が一つ減るのは確かなのだ。

 

だから今年も沢山救われてしまった。

救われた分だけ愛は深くなっていくし、もうこれは流石に永久不滅なんじゃねえかな。

 

まだ全部続いてる。

それは"戻るマス"や"一回休みのマス"があったとしても、サイコロ振るチャンスは沢山あるってこと。

 

すごろく系のゲームはあんまりやらないんだけどね。

 

それでは、また。