小物語

思ったことを無責任につらつらと。

五月病のせいで偉そうにする話

どうも、さなぎです。

 

最近ガチで何もしてなくてビビる。某ゲームはサ停になったし、マジでやることがない。ヤバイ。早く結婚したい。ヤバイ。

 

そんなビビりながら迎えたGWの最終日は、某おじさん達のZOOM配信を聴いた。

※書き始めたのはGW明け。訳あって公開が遅くなった、ごめん。

 

毎度思うんだけど、あの配信は(の)とみーせんが良いこと言ってて、残りの彼はマジで8割以上ズレた話をしてる気がするからファンが減るんじゃねえかとドキドキしている。

オタク(総称)が優しくて良かったよね。

 

 

さて、唐突ですが、少し昔話を。

 

10年ぐらい前の彼は、そりゃもうTwitterでイキリまくってて、僕の古い携帯に彼のイタイツイートのスクショが残ってる(多分)

 

ライブ行ったら「ハロー〇〇」とか「サンキュー〇〇」とか、僕がたまにツイートするのは彼のツイートのオマージュなんだけど多分皆伝わってないよな〜〜〜〜(古参アピ)

 

まあ若いってのもあって、攻めた発言とかバンバンしてたし、ブログも荒かったし、でもそんな彼に少し憧れてた厨二心も当時の僕にはあったんだよね。

 

そのせいもあってか、彼と馴れ馴れしくするのは本当に無理なので、ZOOMの場で直接会話するなんて死んだ方がマシなレベルの変な人間になってしまった。

 

多分昔の僕だったら、ファンと喋ってる姿を見るだけで頭バグるんじゃないかと思うけど、まあお互い大人になったし本業では相変わらずちゃんとやってるので、彼の言う「仮面の使い分け」として認識をしてる。

 

……さてさて、本題はこれじゃない。

 

僕はプロデューサー二人に「D+ちゃん達に今後何をさせたいのか、彼女達の完成系は何なのか」という質問をしたいんですよ。

 

(※ZOOMでは毎回質問コーナーがあって、リスナーと直接会話することができる)

 

「彼女達の武器は?」って聞いたら多分、彼らは「こんなに頑張ってる女性声優さん達なんて居ませんよ」って言うと思う。ってかよく言ってる。

それは勿論死ぬほど分かってて、じゃあ頑張り続けた先に何があるのか、提示してくれないのだろうか。

 

デカイ会場でライブやらせてあげたいとか、アニソン業界ひっくり返したいとか、何でも良いんだけどさ。

 

なんでそんなこと知りたいの?っていうのには理由がある。

 

ぶっちゃけ「頑張ってる」って売り出し方がアニソン業界じゃ相性悪いと思ってるから。

 

つまり、声優アーティストってシンガーと作家のネームバリューがかなり影響してると思うので、そこに「頑張り」で勝負しようとする(あくまで彼らの言い分)ってどうなの?ってことだ。

 

D+ちゃんがデビューした時は、やりたい放題な彼の一つの新しい活動として見ていたので、こんな感情にはならなかったんだけど、彼女達のライブに行って、実際その頑張りを見ている内に

「本当に凄いけど、だからこそ、ちゃんと彼女達が報われる未来あるのかな」

って思っちゃったのよね。

 

アニソンライブって今まではMCあり、コールアンドレスポンスあり、ペンライト切り替える時間あり、みたいな感じでデカイ隙が多かったと思うし、それを切り詰める彼のスタンスはあくまで彼の本業では通用しただけであって、畑が違う業界ではどうなの?とも思う。

 

多分ファンも「D+だから」って理由で、その切り詰めるスタンスを許容してるだけであって、他のライブ行ったらMCを求める瞬間があったり、凄い演出が見たかったりすると思うんよね。

 

いや、だからMCやれって言ってるわけじゃなくて。

僕は勿論やらずに曲やってくれた方が嬉しいし、なんなら泣くのとかもアンチだし、歌詞間違えたら「うわっ」て思うし、そういう風に教育されてきちゃったこちら側がアニソンライブシーンではマイノリティである自覚は必要で。

 

きっと、その切り捨てた要素が原因で同時に切り捨てたファンもいる気がしてならない。

 

今はご時世もあって、声が出せないライブが当たり前だから彼女達にはある意味追い風になってる部分はあるよね。

でも、もし、声ありライブができる世界線だったらちゃんと勝負できてたのかな、とか。

 

たらればの話がしたいんじゃなくて、要はそういう小手先に頼らないスタンスで戦うなら、紅白出ちゃうような誰もが認めるアニソンシンガーばりにとんでもなく成長するしか多くの人からの賞賛はないんじゃないかなって思ってしまう。

(多くの人からの賞賛を必ずしも"成功"と言っているわけではないよ)

 

残酷な話、楽曲の良さとか頑張りって今のD+ファンにしか分からない部分もあって、他の声優ファンにとってのファーストインプレッションはどうなんだろう。

良いライブって思ってくれるのかな。

 

教育された側の人間からすると、それが分からない。多分彼もそのはずなんだよ。分からない側なんだよ。

ZOOMで「やっぱりファンは〜〜なものでなんですかね?」

ってよく聞くのがその証拠。

頭では何となく予想つくけど、気持ちは分からないって感じ。

 

でも彼は恐れず、ライブ論は貫かれていく。

 

(の)はプロだしノウハウ沢山あると思うから、心配はしない(したくない)んだけど、ライブ論に関しては彼に一任している気がして、ちょっと不安になってしまう。

 

受け入れられずに取りこぼしたファンがいたり、ファンの中でも彼らの意図がうまく伝わらなかったり、なかなかそういう今までのコンテンツで培ったマインドを塗り替えるのって難しい気がするし。

 

ぼんやりと、このまま行った先に何が待ってるのかなぁって。

(曲がバズって、何かとんでもないことが起きる可能性は0じゃないけど)

 

 

それに、所謂アイドル的な要素を多く含んだ彼女たちの寿命も少し気になるところで。

 

彼女たちが今後声優として活躍した時に

「過去にDIALOGUE+というユニットで音楽活動もしてました」

みたいな紹介のされ方して

「ああ、そういえば居たね」

みたいに終わるの、あんまり好きじゃなくて。

 

このブログには何度か書いてるけど、僕にとって"終わること"は悪なんだよね、やっぱり。

好きなアーティストのライブ、新曲に二度と出会うことがない感覚、あれは本当に悲しい。

 

だから、彼女たちが猛スピードで進んでいく姿が本当に嬉しくなる。

 

もし今後も彼女たちが"終わらない"なら、一ファンとして、目指す先を提示して欲しいなぁと、最初の話題に戻る訳です。

 

 

ってかここまで書いたけど、別にこれってそこまで珍しい質問じゃないよね。単純に「何を目指してますか」なんて雑誌のインタビューでも聞かれると思うし。

※実際、別に明確な目標がなくても、このなんかフワフワしてる状態がいつか終われば良いかな〜っていう軽い気持ち。

 

ただ、最近のZOOMではほとんど未来のことだったり、こうした方が良いのでは?という話題が出ない。

 

一つ思うのは、会話繋げてる人達だけがファンじゃないってこと。

D+のファンって僕を含めてルーツが割と雑多だと思うし、幅広い意見が拾える良い環境だと思うんよね。

オタク(総称)の認識でありがちな「自分とその周りが正しくて、それ以外が浅い」みたいなことは絶対になくて、世の中すごい考え方を持ってる人はきっと沢山いる。

 

なんか勿体無いなぁと思うわけです。

 

あ、これは質問してる人達に向けて言ってるわけじゃないよ、そもそも違う話の聞き方があると思うだけね。

 

 

終わらないでほしい、ファンは出来るだけ拾った方が良い、彼女たちが報われてほしい。これからも。

ただの傲慢かもしれないけど。

 

と、まあこんな感じの話を友人とたまーに夜通しするような変人の語りでした。

 

最後に、、、

全ての言葉に他意はなく、僕がGW明けに思ったことなのであしからず。

(明日には違うこと考えてるかも)

 

それでは、また。