小物語

思ったことを無責任につらつらと。

声優アーティストの話

どうも、さなぎです。

 

今回は内田真礼さんのファン向けです。

 

いつも通り、誰かをdisるつもりはないので悪しからず。

 

さて

 

真礼さんが歌うことの意味って考えたことありますか?

 

声優 内田真礼さんを表現する方法として、アニメ以外に例えば踊りが上手かったらダンスショーをすればいいし、絵が上手ければ画集を出せばいいし、文章が上手かったら本を出せばいい。

 

何もしてもいいと思いますが、声を出す仕事という面で、歌を歌うというのは一番合点がいきます。

 

世の中難しいもので、声優というのは比較的認知度が低いですよね。その声優が歌を歌うというのはファンの間口が限られます。ファンとして非常に勿体ないなぁと思うわけです。

 

少し話を掘り下げていきましょう。

 

僕は言わずもがな、「作詞作曲 田淵智也」の楽曲が好きです。彼は内田真礼楽曲の中でも明るくポップでキャッチーな曲を主に提供していますよね。

 

「セツナ Ring a Bell」という楽曲についても、熱いサウンドと最終的に前向きな女性を描くことで切なくない楽曲に仕上がっています。

 

何故、田淵は切なくしなかったのでしょうか。

 

真礼さんもこの楽曲については「私の失恋ソングって聞きたいのかな」とよく言っていましたよね。

 

結局、真礼さん本人も楽曲提供者も「アーティスト内田真礼像」というのがどうあるべきかを考えているからこそ、今の楽曲たちがあるのだと言えます。

 

少し浅いかもしれませんが、「皆が聴いていて元気になれる」なんかが曲のテーマになっているように思えます。

 

真礼さんが笑顔で歌うことで周りが元気になる、そんな空間を後押しするのが楽曲の役目です。

 

言い切りましたが、これは僕の意見なので気にしないでくださいね。

 

問われてるのは、どのような楽曲を歌えば「そういう空間」が生まれるかどうかです。

 

勿論、先程書いた「明るくポップでキャッチー」な曲がそれに該当しますが、もしかしたら「これはこれでアリだな」と思えるものもあるかもしれません。しかし、それを感じ取れる人のほとんどは声優 内田真礼ファンだけです。

 

何故なら、普通のアーティストならともかく、声優アーティストの場合は「声優としての普段の人柄」とアーティストとしてのイメージが重なることが多いと考えているからです。だから、その人柄が直接「この声優さんにはこういう楽曲を歌ってほしい」とか「こういうライブをしてほしい」などのイメージに投影されているような気がします。

 

ここで大事なのは、アーティスト内田真礼さんにどういう曲を歌ってほしいか、ファンが考えているかということです。

 

ここまで話が長くなりましたが、要はこれが言いたかったのです。

 

フルアルバム2枚、武道館ライブを経験してアーティスト5年目ともなれば、ファンがどういう曲を求めているかとか、そういうのが分かってくる頃だと勝手に思ってるわけなんですが、当のファン達は「真礼さんが歌いたいと思えば何でもいい」といったようなスタンスの方々が多いような気がします。(スーパーウルトラ偏見タイムの始まりです)

 

これは彼女の意思を尊重するということもあると思いますし、楽曲の質を信じているからこそ、こちらが変に注文する必要がないと考えているのだと思います。

 

勿論、そんなことは分かっています。

 

それに楽曲を作るのも歌うのも向こう側のすることであって、結局僕は何にも関与しないし、気にする必要がないのかもしれません。

 

では、最初の話に戻りますが「真礼さんが歌う意味」って何かを考えた時に一つの答えとして「ファンのため」というのがあるとは思いませんか。

 

バンドとは違って、歌わなくても食べていけるはずです。業界では有名なはずです。

 

それでも歌ってライブをしてくれるのは本人が楽しいからというのもあると思いますが、ここまで続けてくれている理由が少なからず我々のためと思うのも自意識過剰ではない気がしませんか。

 

そう考えた時に、いくら真礼さんの全てが好きだったとしてもファンそれぞれの「アーティスト内田真礼像」を持つことぐらいは許される気がしませんか?こういう曲を歌ってほしい、こういうライブをしてほしい、こういうスタンスでいてほしい。それはワガママじゃないとは思いませんか。

 

ファンにそういう意思がないと「真礼さんが可愛いから歌も聴いて」ってオススメの仕方しかできないと思うんですよ。

 

僕はもっと沢山の人に聴いてほしい。

 

だって素晴らしい曲しかないじゃない。

 

長々と書きましたが、要はこれが言いたかっただけです。

 

先日のカバーの時もそうです。事前に僕が話していた「カバーを歌う理由」についてはあまり明かされませんでしたが、ファンが楽しむ要素として取り入れたという理由が大きそうでした。

 

真礼チームがライブの楽しさを模索してる中、僕たちが「歌ってくれれば何でもいい」というスタンスでいるのはどうなのかなぁと思っています。disじゃない(5万回目)

 

それを形にしてお問い合わせフォームに書けとか、ラジオにメールしろとかじゃなくて、多分なんかしら伝わるんですよね、ライブやイベントの雰囲気で。

 

ファンがアーティストそれぞれが持つ確固たる意思とか信念を尊重してそのアーティストを好きでいることが良い関係性だと思うし、その方が自然ですよね。

 

だから新曲が来た時に「うわっ、こんな感じで来るのか!やられた!」とか「やっぱこうじゃなくちゃね」って言えると思うんです。絶対そっちのが楽しい。

 

お互いが楽しい環境が常にあればいいなって思うわけです。

 

はい。

 

書きたいことは大体こんな感じです。

 

長く書きすぎて自分の言いたいことが本当に書けたのか不安ですが、疲れたので今回はここら辺で終わります。

 

僕の言ってることは間違ってるかもしれないし、綺麗事かもしれないから公にはしないんですけど、それでも僕が考えたアイデアの記録としてここに残しておきます。

 

またライブで会いましょう。

 

 

余談。

 

c.o.s.m.o.sリリースイベントにて

 

僕「真礼さんの曲全部好きなんですけど」

 

真礼さん「おお、ありがとう!」

 

僕「その中でも田淵さんが書く曲が大好きなのでまたコラボしてほしいです!」

 

真礼さん「そっかあ、頑張らないとなぁ!」

 

 

Magic Hour 発表前の出来事。

 

 

それでは、また。