小物語

思ったことを無責任につらつらと。

ふつおた作成日記 その1

どうも、さなぎです。

 

お便りを書き始めて2ヶ月経つわけだけど、どうやら僕はふつおたを書くのが楽しいらしいので現状の書き方を自分用にメモしておく。

 

アップデートしたらまた書くかもしれない。

 

※先に言っておくと、主に月曜20時のメールに適用される内容である

 

1. 書き方の優先順位

これは何を気にして書くかの優先順位の話。今現在、僕の体感は

1. 長さ

2. 構成

3. 中身

の順である。

 

1について

最近は回転率重視のため、長いメールはカットされるorカットが無理ならはじかれる傾向がある気がしている。具体的な長さは後ほど。

2について

短くて内容が薄くても綺麗に纏まっていれば読まれる時があるという点から。

3について

ネタのバリエーション自体で差別化されないもの(みんな書いてそうなネタ)に関してはもはや気にしなくても良いまである。

 

2.実際に書いてみた

こないだ採用して頂いた実際のメールがこれ

f:id:sanauti8910:20200722124249j:image

 

まず1番最初(0番目)に考えることは当たり前だけど「テーマ」である。

今回はサイン付きCDが届いたよ〜ってことをテーマにして、メールで何を伝えたいかを決める。

因みにこのメールは「サイン届いたよ〜🙂嬉しい〜〜😆」っていうことだけ念頭に置いていた(ガチ)

 

んでもって最初に気にするのが長さという話に戻る。

僕は大体

 

「ゆりにゃこんばんは!」1行

「何があったか」2〜4行以内

「どう思ったか」2〜4行以内

「感想や自分の意図する方向へ誘導(質問とか)」2〜5行以内

 

iPhoneのメモ帳で書く場合、タイトル、名前、各項目に改行を含めても必ず1ページに収まるようにする。

それ以上は長いと思う。

 

次、構成について。

構成はさっき書いた4点に合わせて埋めていくイメージ。ここでは各項目の語尾が「〜でした」の後に「〜た」って感じで重なったり、主語がデカくなったりしないように気を付ける。

フラットな気持ちで音読して違和感を削ぎ落としていく。

 

 

最後、内容について。ちょっと長いけど良いこと書いてるので頑張って読んで。

 

今回僕が最初に考えたストーリーは先に述べた通り「サイン嬉しい〜」だけである。

 

だからまずは2段落目で「CD届いたよ〜」と書き始める。ここは出来るだけ簡潔にするために「ゆりにゃサイン入りver」っていう造語を生み出した。

 

3段落目は「嬉しい〜」の気持ちを書きたかったんだけど、届いた→嬉しい!で完結するのはなんか勿体ないので話を広げる方向に。

広げ方は色々あるけど、やっぱりサイン会自体が一番やりやすそうだと思い、サイン会のエピソードを書く。

でもそれじゃあサイン会の感想になっちゃうから、最初に「サインを見ながら〜」と書くことで届いた後の感想になるなって思って付け足した。

「思い出しました!」じゃなくて「ホッコリしました」で終わらせた理由はエピソードに対しての感想+サインがそうさせたってより強く思わせるため。

ここは「どう思ったか」を記述する場所なので、今回の場合「サインが僕にどう思わせたか」に変換すると良いと考えた。

 

そんでもって最後の段落で「嬉しい」って書くのと、この時点でなんとなく終わらせ方は「次のサイン会も楽しみです!」っていうオーソドックスなシメが思い付いたので、そこにどう着地させるかをイメージする。

 

ここで考えたのがまだ内容の広がりが薄いなぁということだ。サインが届いた感想は書いたけど、サインの見た目については触れてなくね?と気付いたのである。

 

今回のサイン付きCDは通常版ジャケットではなく、アナザージャケットでの販売であった。

まあこれだろうなと思い、アナザージャケットという単語だけ挿入する。

 

なんでアナザージャケットについては深く掘り下げない(例えばポーズとか服装)かというと、単純に長くなるから。

 

ゆりにゃは、ふつおたを読んで感想を喋るとき、比較的最後の段落からワードを引用している

だから、わざわざ質問形式にしなくても目新しいワードを埋め込むことで自ら掘り下げてくれると踏んだ。

この考えのもと、嬉しい→アナザージャケットだし更に嬉しさ上がった!に変換することに決めて、シメに繋げる。

 

3.まとめ

思惑通り、これを読んだゆりにゃのトークは「アナザージャケットの話」であった。ここまで来ると最早ゆりにゃの〇〇な気がしてきたけど、ここら辺でやめておきますか。

 

はい。

 

とにかく自分本位に書いてもどうにもならないということはよく学んだ。

だから書きたいこと、今回だったら「サインもらった嬉しい〜」の一言をどう分かりやすく簡潔に広げるかを意識する。

そしてその広げ方こそ最も自分本位にならないように気を付けなければならない、多分ここが一番しんどい。どうしても言いたいこととか、聞きたいこととか思い浮かぶこともあるしね。

 

ただそれを直接表現するのも良いけど、もしそれが長くて細い道筋になりそうだったら、狭まる手前で止めておくと案外パーソナリティが広げてくれるかもしれない(願望)

 

まあ今回のメールは運が良かっただけかもね。

 

あとは、これまで書いてきたこと全部無視して、最強のパンチラインぶつけてほんの数行で勝つってパターンもあると思うけど、僕は無理なので他を当たって。

 

 

ということで、2ヶ月の研究成果レポートだったけど「可」は貰えそう?

 

デカイこと言って読まれないの恥ずかしいので、これらを気にしつつ、直向きに頑張るゾイ。

 

それでは、また。