小物語

思ったことを無責任につらつらと。

急げ!締め切りという期日の前で

どうも、さなぎです。

 

今回は DIALOGUE+新曲発表会

「走れ!君と曖昧な光のあとで」

のライブレポート(感想?)を語っていきたいと思います。

 

あ、つい先日書いたばかりのDIALOGUE+をオススメするやつ(DIALOGUE+をよろしく - 小物語)も結構よく書けているので、まだあんまり彼女たちのことを知らないよ〜って方は是非ご覧ください。

 

はい。

早速本題ですが、今回は文章がかなり長くなると思います(とても大変)。

あんまり長くなるのは好きではないんですけどね、こればっかりはすみません。

ということで、初めて目次を使ってみることにしました。いえーい、ブログっぽい。読みたい箇所だけ読んでくださいね。

 

 

はじめに

これを読んでいる方々はご存知かとは思いますが、今回の公演は新曲5曲+既存3曲を披露するオンラインライブでしたね。

このブログでは2日目をメインにして、1日目と比較しながら書いていきたいと思います。

どういうことがあったか、というよりかは僕の感想がほとんどだと思いますが、良ければお付き合いください。

良いこと書いちゃお〜

 

ダイアローグ+インビテーション!

冒頭の映像シーンから、歌詞になぞらえたセリフを8人が声を揃えてバーンと決めることで始まる1曲目。

前回のライブ(ぼくたちのかくめい!オンライン)でもそうだったのですが、曲間に別パートを入れることで次の曲の予告をする手法というのはオンラインならではですよね。

バンドでいうところのセッションに次の曲のリフを織り混ぜるアレです。プロデューサーが本家バンドでよくやってるので、馴染み深いっちゃ馴染み深いんですけど。

 

……あれ、これインビの話でしたっけ。

まあとにかく、この曲は馬鹿みたいにテンション上がりますし、記憶に新しい(?)

DIALOGUE+JAMの時のような、1曲目にブチかますパターン最高です。

それぞれの見せ場がしっかりあるので、良い意味でサボれない、そして成長度合がよく分かる曲ですよね。荒削りな部分がどんどんなくなって、慣れてきたのもあって皆さん本当に安定しているというか、ダンスもキレキレで非常に良かったです。

 

ってかサビ前の電車みたいな振りって前もありました?内山さんばかり気にしていて「ぼくかく!」では全然気にしてなかった人がいるらしいです。

 

……あ、私か!

 

謎解きはキスのあとで

出ました、完全名曲確定ロマンス。

この曲、僕が内山さん贔屓してるとか関係なく、マジで好きなんですよね。少しレトロな曲調と絶妙に凝った歌詞が良すぎます。

 

歌に関しては、お二人の声質が似てるのもあってか、トータルでかなり聴きやすい印象がありました。

いやぁ、サビ前の「ですか」から、サビに入った瞬間の8人揃う声が綺麗で本当に心地よいです。

個人的にDIALOGUE+ は8人揃って出る高音がスーパーウルトラ武器だと思っているので、その長所がしっかり表れています。

更に、お二人の高音がかなり安定しているのもサビの個人パートで盛り下がらない要因になっていますよね。

 

あとは、なんといっても歌詞!

内山さんの少し内気で可愛らしいセリフと少し積極的な宮原さんのセリフ、それとは相反する「アリバイ」「犯行現場」のような探偵小説に登場するシリアスな単語。

恋=ミステリーというテーマの曲は割とありがちだと思うのですが、そこにしっかり小説要素が組み込まれることで、オリジナリティが感じられます。

いやいやだって、雨が降っている設定から、「足跡が消える」→「捕まえてごらん?」の流れが気持ち良すぎませんか?

そりゃベースもヴヴヴヴヴヴいいますよ、僕の喉も同じ音を発していましたけどね(ご報告)。

 

あとは落ちサビ前の「大どんでん返し」の部分です。今まで可愛らしくてスマートな単語が多かったのに対して、急に小説要素に寄せて「真犯人」に繋げることで、ここでもう一段階グッと引き込まれて落ちサビに突入出来ていると思います。

あー、とにかくこの曲はまだまだ話し足りないので、早く音源で無限に聴かせてください。

 

そういえば、傘の近さも1日目に比べて調整されていましたね。さっぴ、そこかわっt……いやあのせめて傘のスイッチくんそこ

 

真犯人はそう私です。

 

I my me mind

さっっっすが大胡田さんの歌詞、しつこすぎるぐらい韻がアワタダインフレーションしてるだけじゃなく、そこに独特な言葉表現が合わさってて、唯一無二の作品になってますよね。

そんでもって歌詞とは別に、速くなったり遅くなったりリズムも揺さぶりかけまくっててもうグチャグチャです(褒めてる)。

 

そんな楽曲を安定感のある二人がメインで担当するっていうのが本当に面白くて。

ダンスキレキレで歌い上げる技術も去ることながら、表情の作りが本当に良いので見ていて引き込まれてしまいます。

 

揺さぶりをかけた曲と"見せる"ことに長けたお二人が合わさることで、目と耳の両方が暴力的なほどに刺激される、とんでもない化学反応でしたね。実験ならメガネとマスク必須のやつです(?)

 

ちなみに1日目に事故ってスローになった映像を見た時に野島さんが「スローじゃねえか!」ってツッコミ入れてた話がそのまま過ぎて何故がめちゃツボなので好きでした。

 

走れ

このafocの佐々木さん、P、ZAQさん、ebaさんとかいうバカてんこ盛りマシマシデッキをなんとかしてください。

 

イントロからebaさんの編曲代トントンギターが炸裂した時点でテンションMAXな訳なんですが、それにしてもこの高低差の激しい歌がヤバすぎて新曲の中でも引き込まれて具合で言ったらトップ間違いなしでしょう。

佐々木さんの様々なジャンルを詰め込んだ柔軟でストレートな歌詞のセンスは言わずもがな、そこにZAQさんのスピード感加わったことでこれ人類が歌えるのか?と思わせるバケモノに対し、稗田さん鷹村さんは見事に食らいついていましたよね!

 

メンバーの中では声の通るお二人だからこそ、その持ち味を生かし力強く歌うことで、全く"歌わされていない"感覚でした。本当に凄い。

 

特に鷹村さんは表情が良いと打ち上げでも言われていましたが、それだけではなく、低音もしっかり出ていたので、激しい音に負けていないところがかなり印象的でした。2日目は特にその印象が強く、今回のライブのMVPなんじゃないかとさえ思っています。

 

今日もいい声稗田寧々(語幹マジで気持ちいい)さんは全体曲でもそうなんですが、見せ場で決めることが要求されるのでプレッシャー大きいですよね。それであんなに動きながら声がほとんどブレないのマジで何なんですか?

 

ドメフォ然り、こういう攻めに振り切った曲もDIALOGUE+は歌えるって良いことですよね。振り幅最高。

 

はい、とにかくこの訳わからんバケモノを探索すべく我々は無限に広がる大宇宙を彷徨っていた……(唐突に曲繋ぎ)

 

20xxMUEの光

作詞、編曲とかいう特殊SPECホルダーやしきんだ!!!!!!!!!

才能で歌詞書いてるって仰っていたのでこれ本当にSPECですよね?

 

ってかきょんちゃん僕の妹にならん?(年上)

 

……はい。こんな感じで取り乱すほどに電波ソング最高ですよね(汗)

 

まず、演技力とでも言うんでしょうか、こういう少し訳分からない曲を変幻自在にやり通す守屋さんのセンスを感じました。

あのスピード感と羅列した単語の合間に微妙な緩急をつけて自分のモノにするのは「あたりまえだから」と同様、大胡田スピリットを持った彼女の武器ですよね。

 

それとは別ベクトルで"なんでもこなせる"のが村上さんだと思います。守谷さんがこの曲の中のキャラクターに擬態しているのであれば、村上さんはキャラクターを完璧に理解した上で、それを乗りこなそうとしてる感、とでも言えば良いんですかね(伝われ)。

彼女は曲の雰囲気に合わせた声のテンションや表情の作りがとても上手な印象があって、他の曲でもどこか余裕を感じさせるほどの安定感があります。これは空気を読むことに長けた彼女の武器で間違いないでしょう。

ちなみに「インビ」で他のメンバーの歌唱シーンを見ていても、その横にいる村上さんの表情はとっても良いです。

 

そんなお二人だからこそ、こういった今までとはテイストの違う楽曲も出来ちゃうんだろうなと、何故か腕を組んで感心しています。

 

歌詞の魅力についてはもう言わずがなだと思うので、長くは書きませんが、ああいった"やりたい放題感"はどんなに早口でもちょっと彼女やファンにメッセージを残したがるP(言い方)よりも、なんか振り切っててこれはこれで面白いなと。

是非やしきんさんももっとDIALOGUE+に曲書いて欲しいですね!

 

そうそう、ダンスはデビルかエンジェルかの部分や、走ってる部分がとてもお気に入りです。この曲のダンスめちゃ可愛い。

 

夏の花火と君と青

曲名がごっちゃになって内山さんがMC大変そうでした!!!-完-

 

……いや、マジでこの曲のド頭から勝ちにきた瀬名さんのシンセと伊藤さんのストリングスやばくないですか。一生頭の中で鳴ってます。

 

全体を通して夏のゆったりとした時間の流れというか、そういった揺らぎが存分に感じられる曲調がDIALOGUE+には今までなかった気がします。サビの言葉数なんですかね。決して遅くはないんですけど、詰め込みすぎてないというか。

 

時折入る手拍子や祭囃子のような音が夏祭りを彷彿とさせ、流れるように鳴りつづけるピアノとドラムの手数の多さが女の子の鼓動を表現してるように感じます。音だけでめっちゃ夏っぽい、凄い。

 

歌詞に関しては比較的ストレートなのもそうなんですが、ここまで情景描写に寄せた歌詞はあまりなかったですよね、季節ソング特有の情景と感情の入り混じった感じはやっぱり心に沁みます。「お面でそっと隠した」←バカ良い。

 

あとサビ終わりの「遠くの花火が〜」と言葉ちょっと被ってる歌詞ありますよね、細かけ〜〜。

 

更にフィナーレが本当に良い!!心揺さぶれまくり!

あ……終わっちゃう〜って思いませんか。いやほんと夏ってすぐ終わっちゃうんですよね…………(?)

 

あ、これは特にライブの感想ってわけでもないんですが、もしDIALOGUE+を他人にオススメするのであれば、この曲はかなり良いんじゃないかと思っていて。

なんか良い意味でアニソンらしくないキャッチーさを感じています。だから是非皆さんも、もし友達がいるなら聴かせてあげてください。

 

あたりまえだから

田淵、名曲シリーズ。(ログライン風)

 

カメラが二人抜いてる間にマイクが用意される演出は良かったですね、そのうち画面外で水飲んで休憩して〜を繰り返して無限に曲が繋がるみたいなことしてきそう。うわ楽しそう、絶対やらないでください。

 

この曲はソロが地味に多いので、これまた成長を感じられる曲ですよね。とか言っておきながら全員合わさった時の声がめちゃ綺麗になっててビックリしました。いや、本当に歌上手くなってね…?

気持ちの乗った歌い方が更に歌詞とリンクして相乗効果生み出しまくり状態です。

 

そもそもPがこういった曲を書いて自身のバンドで披露することは絶対になくて、だからこそ彼のネガティブをポジティブに変える歌詞はDIALOGUE+や他の女性声優さんへの提供曲でしか味わえないちょっとした楽しみではあります。

それでも「頑張ろう」とか書かないのは本当に彼らしいんですけどね。

それにプラスして爆速で音源化しちゃうし、このチームまあ異常ですよ。

 

あー、あとはスタンドマイクで並んで歌うってのは更に表情とか気を付けなきゃいけなくて大変ですよね。

なのに歌ってるその瞬間も手の位置とかウインクなんかしちゃって、すげえ余裕感じてます。これがほとんど年下ってマジですか、もし僕がマイク持ったら落として終わりですよ。

あたりまえだから〜

 

大冒険をよろしく

初手が「インビ」だったこともあって、なんとなく最後はこの曲だろうなと思い見事に的中した訳ですが、そんなことは関係なく暴れまくって画面の前で震度5は出してました、じめんタイプポケモンさなぎです(虫)。

 

もー、この曲は色んなところで宇宙最強だと語っていますが、やっぱり宇宙最強にハチャメチャですね(?)

 

もはや彼女たちがいくら成長しても一生大変そうに歌うんだろうなって。

ただ、僕はこの曲を生で聴くまでは死ねないと思っているので、いつかその大変さを見れるといいですね。

 

演出としては、鷹村さんの「削除!」を抜いたカメラさん最強でした。勿論この曲は本当に楽しそう(内心キツそう)に歌う皆さんの表情が素晴らしい訳なんですが。

 

さて、ここで唐突にクイズです。

僕が一番好きなシーンはどこでしょう。

 

はい……アワタダインフレーション

 

と思いきや、その後の

 

「すぐ再開すぐ再開」の上ハモです……!!

 

 

え、これでおしまい?

 

おわりに

ということで、ここまで約5500字綴ってきたわけなんですが、皆さん疲れてないですか?大丈夫です、その10倍は僕の方が疲れています。余裕で過去最長のブログになりました。

出来るだけしょうもない文章を交えて飽きさせない工夫までして、我ながらよく書けた気がします(褒めて~)。

 

それほどにこのライブが僕の感情を揺さぶったという話ではあるんですけどね。

 

本当に良いライブでした。

彼女たちの魅力については前回のブログで読めるので最初に載せたリンクから飛んでください。

 

全然関係ないんですけど「走れ!君と曖昧な光のあとで」←新曲の名前を全部組み合わせただけじゃん!!って気付いてから自分で野島さんみたいなそのまんまツッコミ入れてゲラゲラ笑ってます。助けてください。

 

はい、とにかく彼は本当に我々の揺さぶり方を知っているし、それを最速で形にするチームも最高です。きっと飽きることはないですが、彼らはそういう工夫をこれからも続けていくでしょう。

どんな状況でも面白いことを考えて、それに食らいつく彼女たちを見ているだけでエネルギーが溢れてきて、もはやついていくことが精一杯なぐらいになるかもしれませんね。

 

想像するだけでワクワクしてきます。

 

ここまで読んでいただいた皆さん、本当にありがとうございました。

私事ですが、今日(8/26)まで夏季休暇だったため、締め切り間近で書き切れて良かったです。仕事しながら絶対こんな量書けないので。

 

はい、タイトルも回収したところで、今回はこの辺で。

これからも、感想書いたり、たまに意見述べたり、適当にやっていくので小物の語りをよろしくお願いします。

 

それでは、また。