どうも、さなぎです。
僕にはまあ何人かお友達がいるんですが、おしゃべりな人か聞き上手な人がほとんどです。
僕はそれはもう大変なおしゃべりなので、聞き上手の人に永遠にくだらない話をしたり、おしゃべりな人と無限に討論したりするわけなんですが、それでも足りずにこういう場で文章を書いてしまうのです。
今回はこないだ僕がおしゃべり仲間と討論した内容に少し触れながら、少し面白い話でもしようかななんて思ってる次第です。
🍵
とりあえずツイッターっていうツールは基本的におしゃべりな人がハマりますよね。
言いたい事を140文字以内に纏めるってすげえ難しいなーって思いながら、頭に浮かんだ事を自分が作った空間に投げることができる。
おしゃべりな人にとってはとても素晴らしいツールな気がします。
じゃあ、そういう人以外はどんな使い方してるのかなーって考えると、例えば情報収集として。仲間とのコミュニケーションツールとして。あとは、おしゃべりってほどじゃないけど、意思表示として。
色々使い道はあると思うんですけど、ツイッターの一番の利点は"自分が整えたインターネットの世界"であることだと思います。
以前僕はこのブログで"ツイッターは渋谷のスクランブル交差点"と言いました。
ニュアンスは間違っていないと今でも思ってるんですけど、上記の内容とこないだの討論を踏まえて付け加えるとしたら、"通行人は選べる"ということです。
何が言いたいかというと、ツイッター全体という広い海に意見を投げかけるなら話は別ですが、有名人でもない限り大抵の場合は自分の周りにしかその意見は広がりません。
つまり、趣味嗜好が似た方々や、物事に対して共通の認識を持った方々が多数存在する世界に意見を投げかけている、ということになります。
先程の話に戻ります。
ツイッターの使い方は人それぞれですが、"意見を述べるだけのおしゃべりな人"とは違う人達の意思表示は"同意を求めるような意"が含まれていることが多い気がします。
「この意見、わかる人いないかな」とか、或いは同志なんて言葉を使って呼びかけたりであるとか。
大抵、その返しは「わかります」や「○○ですよね」と言った肯定意見。或いは反論です。
つまり、そのツイートにはジャッジが求められていたのです。
住んでる地域や育った環境、もっと言えば人が違えば必ずといっていいほど異なった意見が出てくるはずなのに、何故こんなにも意見が共感&拡散されたり、そもそもジャッジを求めるのでしょうか。
理由は簡単です。
その方が気持ちがいいから。
海外経験がない(就活で不利)な僕はよく分かんないんですけど、日本人は流されやすいって聞きます。
「誰かがこう言ってたから」とかが正当な理由になり得てしまうレベルですよね。学校の授業中に「塾で習ったからです」って理由で回答するガキと一緒なんですけど。はい、冷静に考えればそんな事はおかしくて、何が本当の正解かなんて分かるはずなのに、根拠のない見かけの"正しさ"に目が眩んでしまう。
むしろ、合わせた方が本当の正しさだと本気で思っている人もいるのかもしれません。
そんなに正しいことって大事か?
そういうわけじゃないんです。
勿論、合わせた方が都合が良いです。合わせたくないなんて僕みたいに捻くれたオタクしか思わないでしょう。
ただ、せめて本当に合わせても大丈夫か、というジャッジはして欲しい。そう思うだけなんです。
友達が誰かを傷つけていたら、一緒に傷つけるんじゃなくて止める。
間違った方向に進みそうなら、一緒に道を考える。
そんなに難しいことですかね。
趣味を共有したい。とは違って、自分の中の考えや個性まで周りと合わせることはないはずです。
違った視点から同じ趣味を楽しんでいいし、同じ視点から違う趣味を楽しんでもいい。
同意して欲しい、同意したい、ただそれだけの関係が一体何を生むのか。
一度考えてみてはどうでしょうか。
🍵
毎回偉そうに書いてるんですが、僕はクソガキです。
社会に出たら、嫌でも合わせなきゃいけないことがほとんどなのに、本当に嫌々合わせることになるんでしょうね。あー、日本変えたい。
別に正しいことが好きなわけじゃないんです。
大きな流れにただ身を置いておくのが気持ちが悪い。多分、大多数の人間はそれが心地良いんでしょうけどね。
ツイッターを見てると日々行われている同意を求める行為もいい加減に飽きが回ってくれないかなぁって、ただそれだけなんです。
それに
気を遣うことと合わせる事は似てるけども、本当に相手のことを気遣うのであれば自分の意見を言うのも良いんじゃないでしょうか。
友人と意見がぶつかるのって、実はとても楽しいことな気がします。
だって、お互いが本当の意味で同じ方向に軌道修正できるチャンスだと思いませんか。
誰かを叩いたってなーんにも良くなりません。昔からテレビ叩いても直らないでしょう。そういう伏線なんですよアレ。
はい。
今のがきっと面白い話です。
約2000字に渡る前フリ。ありがとうございます。
いやぁ、大変でした。ここまで読んでくれた物好きの皆さん、お疲れ様でした。
これからもクソガキの相手を宜しくお願いします。
それでは、また。