小物語

思ったことを無責任につらつらと。

続・ライブ論

どうも、さなぎです。

 

Zeppツアーが始まる前にこういうブログを書きました。(人には人の乳酸菌とライブ論 - 小物語)

これは、スタンディング派と指定席派の話だったわけなんですが

今回は昨今のライブシーンにおいて問題となりつつあるオンライン化について書いていきます。

 

ご存知の通り、ライブが出来ない状況が続くなかで様々な試作が行われています。

そのほとんどがオンラインでの配信(ライブ動画公開、YouTubeチャンネル開設、専用サイトでの生配信など)です。

 

度重なるイレギュラー、慣れないテレワーク、おそらくエンタメ業界はとんでもない事態になっていることでしょう。それでも会社のため、音楽・ライブシーンを継続させるために頑張って頂いている結果が今です。

 

勿論そんなことは分かっていると思いますが、やはり音楽ファンの中でも"ライブ論"のズレが生じることで物議を醸しているような気がしました。

 

 

まず、完全に個人的な考えなのですが、まだしばらくは大きなライブは出来ないでしょうし、狭いライブハウスに押し込まれることもないでしょう。

「生でライブを楽しみたい!」という気持ちが報われることは今後二度とない可能性だってあります。

それは、今までがどうだったからとか全く関係なく、現実を見た結果です。

もし仮にウイルスが収束した時まで会社が生き残って、ライブが許されたとしても、その時にライブハウスがある保証はありません。あの新木場STUDIO COASTですらやばいんです。

本当にライブシーンが元通りになる なんてあり得るんでしょうか。

 

少し話を脱線させますね。

ほんの少し前まで、映画は映画館で見るもの、アニメは毎週決まった時間にテレビの前で見てました。

それが今は、いつでもどこでも携帯で見ることが出来ます。音楽もそうです、CD買わなくたって何とかミュージックに入れば聴き放題です。

 

勿論、今でも映画館で観たい人はたくさん居ますし、CDを買う喜びを持っている人もたくさんいます。僕もその一人です。

 

ただ、もうお分かりの通り、時代の変化とともに変わってきたんですよね。

 

ライブだって同じじゃないんでしょうか。

 

今現在、アーティストもファンも生ライブを望んでいるのは超絶分かりきった話で

もし本当にその時が来なかったら?

今までのように自由に出来ないと分かったら?

 

 

遠征が必要だった人、学校や会社の都合と重なった人、風邪引いたり、自然災害の影響だったり、見たくても見れかったライブがある人なんて星の数ほど居ます。

それが、もしオンラインなら携帯片手に世界中のどこからでも見ることが出来るんです。まだまだ良いところはあると思います。

 

確かにたくさん弊害はあって、今までよりもチケット代が高くなったり、時間が短くなったりするかもしれません。

 

ただそれしかない状況で、その変化すら許せないのはどうなんでしょうか。

 

これは、個人的なライブに対する想いではなく、これからの時代の話です。

僕は人生の半分ライブに通ってきて、その楽しさは十二分に知っているつもりですし、もし仮に100%元通りになるならどんなに嬉しいか。

ただ、

そんな"ライブ"が変わる時、我々も一緒に変わらなきゃいけないとは思いませんか。

 

 

こんな感じで。

 

まあ、戻ってほしいですよ、本当に。

僕は全くの素人なので分かりませんが、パッと思いつく形としては、厳選した人数を現場に招待して、残りの人たちはオンラインで楽しむとか。

そういう選択肢が出てきてもおかしくはないのかな、と思っています。

 

人には人のライブ論。擦り合わせる必要はなくても、根本が揺らいだらそれどころじゃなくなるよねっていう話でした。

 

ライブダイエットが出来なくなってしまったので大変ですね。適度に頑張っていきましょう。

 

それでは、また。